タバコの値段推移|2026年はいくら?10月1日の加熱式値上げ(アイコス640円)と今後の予定まとめ

依存克服

「タバコってまたいくらになったんだっけ?」

気づいたら値上がりしている——タバコを吸っている人なら誰もが感じていることだと思います。

この記事では、タバコの値段の推移(過去〜2026年現在)と、今後の値上げ予測をまとめました。「いつから高くなったのか」「これからどうなるのか」を数字で確認できます。

タバコの値段推移一覧(2000年〜2026年)

代表銘柄のメビウス(旧マイルドセブン)で見ると、価格推移はこうなっています。

年価格(1箱)値上げ理由
2003年270円たばこ税増税
2006年300円たばこ税増税
2010年410円過去最大の増税(+140円)
2018年460円たばこ税増税(3段階)
2019年470円たばこ税増税(2段階目)
2020年500円たばこ税増税(3段階目)+JT値上げ
2021年550円JT・フィリップモリス値上げ
2022年580円原材料費・物価高騰
2023年600円JT価格改定
2024年610円原材料・エネルギーコスト上昇
2025年620円JT価格改定
2026年(現在)620〜640円物価高・増税議論継続中

2003年の270円 → 2026年の640円。約20年で2.4倍になっています。

2026年現在の主要銘柄の値段一覧

銘柄種類価格(1箱)
マールボロ紙巻き640円
メビウス(MEVIUS)紙巻き620〜630円
セブンスター紙巻き610円
ラッキーストライク紙巻き630円
ハイライト紙巻き500円
ピース紙巻き530円
IQOS テリア加熱式620円(10月1日から640円)
glo ネオ加熱式530円(10月1日から570円)
Ploom エボ加熱式580円(10月1日から620円)

1日1箱吸う人の月間コストは、銘柄によって月15,000〜19,200円になります。

【2026年10月】加熱式たばこに「第2弾」の値上げが来る

2026年の増税は、実は4月で終わりではありません。加熱式たばこは紙巻きとの税負担の差を解消するため、4月と10月の2段階で増税されます。つまり2026年10月1日に、もう一度値上げが来ます。

時期対象内容
2026年4月加熱式第1弾の増税(実施済み)
2026年10月1日加熱式第2弾の増税。1箱あたり20〜40円の値上げ(各社とも財務大臣の認可済み)
2027年4月〜2029年4月紙巻き毎年1箱10円ずつ、計30円の増税(防衛財源)

10月1日の値上げ幅は、各社の発表で確定しています(2026年9月27日追記)。

銘柄(主なもの)9月まで10月1日から値上げ幅
IQOS テリア620円640円+20円
IQOS センティア570円590円+20円
Ploom エボ580円620円+40円
Ploom メビウス550円590円+40円
glo ネオ530円570円+40円

出典:IQOS用スティック値上げ(Impress Watch、2026年7月27日)/JT Ploom用スティック値上げ(同、7月17日)。gloはBATジャパンが8月18日に財務省の認可を受けて発表。紙巻きたばこは、この10月は対象外です。

アイコスのテリアは、3月まで580円でした。4月に620円、10月に640円。半年で60円上がって、紙巻きのマールボロ(640円)と同じ値段になります。「加熱式は紙巻きより安い」という理由は、テリアについてはここで消えます。

1日1箱なら、40円の値上げで月1,200円、年14,600円。20円でも年7,300円です。

10月1日から禁煙を始める人へ

Threadsを見ていると、「10月1日から禁煙する」と日にちを決めている人が何人かいました。値上げの日は、始める日としては悪くないと思います。

ひとつだけ、俺の失敗から書いておきます。俺は13年吸って、4回失敗しました。4回とも「健康のため」「家族のため」で始めて、その理由のほうが先に薄くなって戻りました。外に置いた理由は、俺の場合、どれも先に消えました。値上げも、外に置いた理由のひとつだと思っています。

だから、始める理由とは別に、続ける手を先に用意しておくほうがいい。30日目、40日目、50日目の人たちが実際に何をしていたかは、禁煙30日目の記事から順にまとめてあります。

加熱式ユーザーの節約術と「いっそやめた場合」の比較はアイコスを”やめずに”年4万円節約する方法と、いっそやめたら年15万円浮く現実で詳しく計算しています。

なぜここまで値上がりしたのか?3つの理由

① たばこ税の引き上げ

日本のたばこには「国たばこ税」「地方たばこ税」「たばこ特別税」「消費税」の4種類がかかっています。2018年〜2020年にかけて3段階で増税が実施され、1本あたりの税額は大幅に上がりました。

現在、タバコ1箱の価格のうち約6割が税金です。

② 原材料費・物流コストの上昇

葉タバコの調達コスト、包材、物流費がここ数年で大幅に上昇。円安の影響も重なり、メーカーが値上げせざるを得ない状況が続いています。

③ 喫煙者数の減少による「薄利多売」崩壊

日本の喫煙率は2000年代の30%台から、2026年現在では約16%台まで低下しています。販売数が減るほど、1本あたりの固定費が上がり、価格に転嫁されるという構造です。

2027年以降の値上げ予測

今後のスケジュールは、すでに具体的に決まっています。紙巻きたばこは2027年4月・2028年4月・2029年4月と、毎年1箱10円ずつ(1本0.5円)増税され、最終的に1箱あたり30円上がります。さらにその先も、値上がりが続くと考えるのが自然です。根拠は3つあります。

  • 財務省の増税議論が継続中——少子化対策や社会保障費の財源として、たばこ税の引き上げが繰り返し議論されています
  • WHO・WHOのFCTC(たばこ規制枠組条約)の圧力——日本は価格を通じた喫煙抑制策を求められています
  • 円安・原材料高の構造的継続——コスト上昇がメーカーの値上げ要因として残ります

楽観的に見ても、2027〜2028年には700円台に達する可能性が高いと言われています。

「値上がり前に辞める」が最も賢い選択

1日1箱・620円のタバコを吸っている人が、今すぐ禁煙したとすると——

期間節約額
1ヶ月約18,600円
半年約111,600円
1年約226,300円
5年約1,131,500円
10年約2,263,000円(値上がり考慮なし)

値上がりを考慮すると、10年後には300万円を超える可能性があります。

「値上がりにイライラする」その気持ちこそ、やめる一番の動機になる。詳しくはタバコの税金がまた上がる。これが禁煙を始める最高のタイミングだで書いた。

タバコをやめるかどうか迷っている人は、「やめる理由」より「やめないコスト」を計算してみることをおすすめします。

まとめ

  • タバコは20年で約2.4倍に値上がりした
  • 2026年現在、主要銘柄は600〜640円が相場
  • 値上げの原因は増税・原材料費・喫煙者数減少の3つ
  • 今後も値上がりは続き、2027〜2028年に700円台が現実的
  • 今すぐ禁煙すれば、10年で300万円以上節約できる可能性がある

「いつかやめよう」と思っているなら、値上がりが続く今が一番やめ時です。

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