結論から言う。
10年間で、紙巻きタバコよりIQOSの方が約6万円安い。
ただし、これは「IQOSが得だから乗り換えろ」という話じゃない。
どちらも10年で200万円以上消える。その事実を先に受け止めてほしい。
この記事では感情抜き・数字だけで比較する。購入を迷っているなら、読み終わってから判断してくれ。
計算の前提条件
比較はシンプルにするため、以下の条件で統一した。
| 項目 | 設定値 |
|---|---|
| 喫煙量 | 1日1箱(20本) |
| 紙巻きタバコ単価 | 600円/箱(メビウス・マルボロ相当) |
| IQOS TEREA単価 | 580円/箱(20本入り) |
| IQOS本体(ILUMA) | 10,780円(公式定価) |
| 計算期間 | 1ヶ月・1年・10年 |
TEREA(テリア)はIQOS ILUMAシリーズ専用のスティック。現在の主流モデルなので、これで計算する。
月・年・10年のコスト比較
| 紙巻きタバコ | IQOS(スティックのみ) | |
|---|---|---|
| 1日 | 600円 | 580円 |
| 1ヶ月(30日) | 18,000円 | 17,400円 |
| 1年(365日) | 219,000円 | 211,700円 |
| 10年 | 2,190,000円 | 2,117,000円 |
スティックだけで比較すると、10年で73,000円の差が出る。
IQOS本体の初期費用を足した現実計算
IQOSに乗り換えるには、まず本体を買う必要がある。
IQOS ILUMA の定価は10,780円。これをスティック代に上乗せすると:
| 紙巻きタバコ | IQOS(本体込み) | |
|---|---|---|
| 初期費用 | 0円 | 10,780円 |
| 10年のスティック代 | 2,190,000円 | 2,117,000円 |
| 10年合計 | 2,190,000円 | 2,127,780円 |
| 差額 | 約62,000円(IQOSが安い) | |
10年で約6万2,000円、IQOSの方が安い。
月換算にすると約520円/月の差だ。
「月520円の差」を正直に評価する
月520円。
コンビニのコーヒー2杯分だ。
IQOSに乗り換える手間・慣れるまでの時間・充電の面倒さを考えると、コスト削減が目的なら正直インパクトは薄い。
ただ、IQOSに乗り換える理由が「コスト」以外にあるなら話は別だ。
- 室内で吸える場面が増える(煙・臭いが少ない)
- 周囲への副流煙が減る
- 禁煙の中間ステップとして使う
特に3つ目。これが一番重要だと思っている。
本当のコスト比較は「禁煙」を入れると変わる
さっきの表に「禁煙した場合」を足す。
| 紙巻き | IQOS | 禁煙 | |
|---|---|---|---|
| 1年 | 219,000円 | 211,700円 | 0円 |
| 10年 | 2,190,000円 | 2,127,780円 | 0円 |
禁煙したら10年で200万円以上が手元に残る。
紙巻きvsIQOSの差額6万円が、急に小さく見えてくるはずだ。
俺が1年間の禁煙に成功して一番実感したのは、この「消えなかったお金」の重さだった。
(詳しくはタバコをやめて1年。禁煙に成功した私が本当のことを話すを読んでほしい)
それでもIQOSを勧める理由
誤解のないように書く。俺はIQOSを全否定していない。
「いきなり禁煙は無理だ」と感じているなら、IQOSへの乗り換えはアリだと思っている。
理由はシンプルで、紙巻きを吸い続けるより、IQOSで慣れてから本数を減らす方が現実的なルートとして機能するからだ。
実際、禁煙に成功した人の中には「IQOS経由で卒煙した」というパターンが一定数いる。
紙巻き → IQOS → 本数削減 → 禁煙
このルートを歩むための最初の一手として、IQOSの導入を検討するのは悪くない選択だ。
まとめ:数字で見た結論
- 紙巻き vs IQOS、10年の差額は約6万2,000円(IQOSが安い)
- 月換算では約520円の差。コスト目的だけなら効果は限定的
- どちらも10年で200万円超が消える事実は変わらない
- 禁煙の中間ステップとしてIQOSを使うなら、意味はある
- 本当にコストを下げたいなら、答えは「禁煙」しかない
タバコに払い続けるお金を、自分の人生に使い切る選択肢を考えてみてほしい。


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