【コード0行】知識ゼロの40代が、AIと2日で「計算ツール」を作った話|プログラミング未経験でもWebツールは公開できた

ノートパソコンに向かう40代男性と、コード記号や歯車が計算ツールに組み上がっていくイメージ。知識ゼロでもAIと2日でツールを作れたことを示すアイキャッチ ブログ・AI活用

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先に、いちばん言いたいことを書く。俺は、プログラミングのコードを1行も書けない。それでも、AIと2日相談しただけで、誰でも使える「計算ツール」をこのブログに公開できた。40代・会社員・知識ゼロの人間が、だ。

タバコをやめて浮いた時間でブログを始めた話を書いてから3ヶ月。記事を書き続けているうちに、欲が出た。「読んでもらう」だけじゃなく、「読者が自分の手で触って、数字を確かめられる道具」を置きたくなったのだ。でも、道具=プログラムだ。コードなんて、書けるわけがない。

結論から言うと、その壁は、思っていたより低かった。今日は「知識ゼロの40代が、AIとどうやって計算ツールを作ったか」を、詰まったところも含めて正直に書く。

何を作ったのか|「やめ得シミュレーター」

作ったのは、やめ得シミュレーターという無料ツールだ。タバコ・酒・パチンコなどの習慣を選び、月にいくら使っているかと、続けた年数を入れる。すると30秒で、こんな数字が出る。

  • これまで溶かしてきた総額
  • 今やめたらこれから戻ってくる額
  • そのお金をNISAで積み立てた30年後の資産

試しに「タバコ1箱・20年」で計算すると、溶かした額は約437万円と出る。俺がこのブログでずっと書いてきた「やめた金額を数字で見る」を、読者が自分の数字でできるようにしたかった。記事は俺の数字だが、ツールは”あなたの数字”を出す。そこが決定的に違う。

コードを1行も書かずに作れた理由|”日本語で頼む”だけ

種明かしをすると、俺がやったのは「AIチャットに、作りたい物を日本語で相談し続けた」ただそれだけだ。ChatGPTのような無料で使えるAIでいい。手順は、拍子抜けするほど単純だった。

ステップ1:作りたい物を、箇条書きで伝える

最初にやったのは、AIに「こういう物が欲しい」と日本語で伝えることだ。専門用語はいらない。俺が実際に打ち込んだのは、こんな内容だった。

「タバコや酒をやめたら、いくら戻ってくるかを計算できるWebページを作りたい。習慣を選んで、月額と年数を入れると、これまで使った額と、NISAで運用した場合の30年後の金額が出るようにしてほしい。スマホでも見やすくして」

これだけだ。すると、AIが必要なコード(HTMLとJavaScriptというもの)を全部書いて出してくれる。俺はその中身が何を意味しているのか、正直ほとんど分かっていない。分からなくても、作れる。ここが一番、伝えたいところだ。

ステップ2:出てきたコードを、ファイルに保存する

AIが出したコードを、まるごとコピーして、メモ帳のようなものに貼り付け、「yametoku.html」といった名前で保存する。パソコンでそのファイルを開けば、もうツールとして動く。この時点では、まだ自分のパソコンの中だけの話だ。誰にも見えていない。

ステップ3:「ここを直して」と、また日本語で言う

もちろん、一発で完璧にはならない。でも直し方も簡単で、気になった所を日本語で伝えるだけだ。

  • 「計算結果の金額が少しずれてる気がする。もう一度確認して」
  • 「色を、黒と黄色を基調にした見た目にして」
  • 「計算した結果をXでシェアできるボタンをつけて」

この「作る→気になる所を伝える→直る」を何度か繰り返すと、ツールがどんどん自分のイメージに近づいていく。俺がやったのは、注文と、ダメ出しだけ。腕のいい職人(AI)に、日本語で発注し続けただけなのだ。

正直な話、詰まったところもある

「AIがあれば何でも一瞬」みたいな話はフェアじゃないので、つまずいた所も書いておく。

一番てこずったのは、完成したツールをブログに公開する最後の一歩だった。サーバーには不正なプログラムをはじく安全装置(WAFという機能)がついていて、それが俺の作ったツールまで「あやしいもの」と判断してブロックしてしまったのだ。ここはAIに「公開しようとするとエラーになる」と相談しながら、サーバーの設定を一時的に調整して、なんとか通した。

もう一つ正直に言うと、AIは万能じゃない。同じ所を何度か間違えることもあるし、こちらの言葉が曖昧だと、見当違いの物が出てくる。必要だったのは技術力じゃなく、「違う、こうしたい」と諦めずに言い直す根気だった。逆に言えば、根気さえあれば、専門知識はAIが肩代わりしてくれる。

かかったのは、月1,000円と2日だけ

いくらかかったのか、数字で書いておく。

  • 自分で書いたコード:0行。全部AIが書いた
  • AIの利用料:0円。無料で使える範囲で足りた
  • かかった日数:実質2日。夜の空いた時間だけで
  • かかったお金:月1,000円前後のサーバー代だけ。しかもこれは、ブログを置くために元々払っていたもの

つまり、追加でかかったお金は、実質ゼロだ。タバコ2箱分の月額サーバー1つあれば、記事も、自作ツールも、同じ場所に置ける。この事実に、俺が一番驚いた。

まとめ|「自分には無理」を、AIが1段だけ下げてくれる

AIは、魔法じゃない。ボタン一つで完成品が出てくるわけじゃないし、根気は要る。でも、「プログラミングができないから無理」という一番高い壁を、確実に1段下げてくれる。作りたい物を日本語で説明できさえすれば、あとは職人が動いてくれるのだ。

そして、作った物を「自分の場所」に公開するには、置く場所=サーバーが1つ要る。俺はブログと同じConoHa WING(コノハウィング)にツールも置いている。月1,000円前後のこのサーバー1つに、90本の記事も、自作ツールも、全部収まっている。「WordPressかんたんセットアップ」で、面倒な初期設定が飛ばせるのも、知識ゼロにはありがたかった。

最後に、いつも通り正直に書く。下のリンクから申し込むと、俺に紹介料が入る。それでも、俺がこのサーバーに記事とツールを置き続けている事実は変わらない。「AIで何か作ってみたいけど、自分には無理だと思っている」人の、最初の一歩の置き場所として、ここに残しておく。

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